どうも、ハラショーです。
コロナで緊急事態宣言が出されてからそれなりに経過しますが、いかがお過ごしでしょうか。
当初は5/6までとされていた緊急事態宣言もさらに延長されましたし、コロナの収束には数年がかりという見方も強くなって、先の見えない泥沼にハマってるような状態です。
自粛ムードのせいで人は外に出なくなりましたし、カフェや居酒屋、デートスポットの多くが休業になって、恋愛活動自体が非常にやりにくい状況です。
要は女の子と直接会うまでのハードルがグンと上がってるわけですね。
まぁ「感染するかもしれないリスクを負ってまで、見ず知らずの男と会いにいきたくない」のが女性側の本音なわけです。
で、この状況を打破するためにマッチングアプリ各社が打ち出したのが
オンラインデート
というわけですね。(ビデオデートとも言われる)
知らない人のために説明するとオンラインデートというのは、ビデオ通話で自宅にいながらデートができると言われてるもののことです。
このオンラインデートをマッチングアプリの標準機能として搭載したのが運営側の打開策というわけで。
確かにオンラインデート機能は外に出る必要もないので、時代にあってると言えば合ってるんですよ。
マッチングアプリに限らず、今はありとあらゆるものがオンライン化してるわけなので、当然と言えば当然の流れだと思います。
現にマッチングアプリの公式サイトや大手恋愛メディアなんかは、こぞって「オンラインデートを活用しましょう!」と耳揃えて唱えてますし、オンラインデートの攻略方法を積極的に掲載してますからね。
ただ、僕の見解としてはマッチングアプリのオンラインデート機能を使うメリットはあまりない、というのが現在の結論です。
オンラインデートの思わぬデメリット
各恋愛メディアはオンラインデートのメリットばかり説明してるところが多いですが、デメリットについてはあまり語られてないような気がしますね。
まず僕が感じたマッチングアプリのオンラインデートの最大のデメリットは
通話の時間に制限がある
ということです。
制限時間はアプリによってまちまちですが、最大手のpairsでは現時点で1回辺り15分。
僕が最初これを知った時は
15分ってww
それってデートじゃなくて、ただの通話やんw
って割とマジで思いましたw
まぁ僕なら15分だけでもそれなりに盛り上げることはできますが、初心者の人からしたら当たり障りのない会話してたら時間切れ、というケースが大半になって詰みます。
まぁ今後はこの極端に短い時間も改善していくと思いますが、それでも無制限ということにはならないと思います。
そこまでするのには相当の設備投資も必要でしょうから、あまり現実的じゃない気がします。
そう考えると、こんな短時間で話すだけならLINEでも普通にできると思いません?
カメラ機能使えば顔も見れるわけですし、通話時間に制限もないので好きな時に終わらせられますから。
何よりLINE通話のほうが女性も使い慣れてるので心理的なハードルが下がるというメリットもあります。
そう考えるとオンラインデートって実はハードルが高い、ということがわかってくると思います。
恐らく現時点で積極的に使ってるのはWEB系やITリテラシーの高い一部の人だけなんじゃないかなーと予想してます。
知らないけどw
一番難しいのはオンラインデートの後
で、オンラインデート推奨派の人たちが見落としがちなのが、オンラインデートの後のことなんですよ。
というのもですね、男性でアプリやってる人ならわかると思うのですが、女性とメッセージを続けていたのに突然連絡来なくなることってありますよね。
原因はいろんな要因が影響してるので一概には言えないのですが
- 女性はアプリで常に多くの男からアプローチされている
- そのため自分よりいい男がいたり、飽きたらすぐにやり取りを止めてしまう
という状況が根底にあるわけです。
そのため、我々男性陣がマッチングアプリを攻略する際は、マッチしたらなるべく早いタイミングで会うかがカギになります。
つまり、短期決戦思考が非常に重要だと言うことです。
この大前提を理解したうえでオンラインデートの何が問題なのか。
仮にオンラインデートが上手くいったとしましょう。
しかし実際に会うのは自粛が終わってから。
こういった状況になった際、必然的に会うまでの期間をオンラインで埋めることになります。
いつ終わるかもわからない(現状5/31迄とされてるが怪しい)自粛の期間中にオンラインだけで関係を維持するのって、上級者でも難しいんですよ。
実際の恋愛関係と違ってオンラインの関係の場合、最初のうちは気持ちが熱くても、時間が経過するごとに冷めていってしまいます。
オフラインでも似たような事象は発生しますが、オンラインの場合はその何倍もスピードが早いです。
特に可愛い子だとすぐにアプリやめたり、別の男に行ったりすることが普通の子より多いから尚さらです。
彼女つくりたい、セックスしたい、結婚したい。
これら全て直接「会う」というイベントがなければ絶対に成立しません。
マッチングアプリの特性上、短期決戦が必要なのは上記で説明したとおりです。
なのでオンラインデートをするのであれば、実際に会うまでの出口戦略も同時に必要になります。
それもなるべく早く「会う」という方向性に持っていくための戦略です。
でもオンラインデートを推奨してるメディアとか見ても、オンラインデートの攻略方法ばかりで、その後の戦略についてはほとんど触れていないんですよね。
オンラインデートはユーザー離脱防止のための「広告」
もう一つ知っておいてほしいのは「オンラインデートはマッチングアプリ会社の戦略」であるということです。
どういうことか?
まずは下の画像を見てください。
先日Twitterのトレンド欄を見てたら発見した時のスクショです。
この画像が何を意味するのかと言えば「#ビデオデートについて考える」というタグが、pairsのプロモーションによって拡散されてるということです。(何ども言いますが、ビデオデートもオンラインデートも意味は同じです。)
要はオンラインデート自体がマッチングアプリ企業の広告ということで。
恋愛メディアがこぞってオンラインデートを推奨するのは、マッチングアプリのユーザー離脱防止&増加のため。
要はただの広告。そもそもオンラインデート自体がLINE通話と比べてハードル高いし、恋愛初心者が限られた制限時間内でどれだけ盛り上がれるんだって話。
— プロ恋愛師 / ハラショー (@harashowtimes) May 2, 2020
まぁマッチングアプリ会社からしても、今の自粛ムードが続くのは非常にマズいわけですよ。
売上対象となる男性ユーザーからしたら、コロナのせいでデート自体が困難になって女性と会う機会が極端に減ってるわけですからね。
当然このまま放置してれば男性ユーザーは離れていくのは必至です。
だからこそこうしてオンラインデートを必死に定着させようとしてるわけですね。
僕は別にこの流れは悪いものだと思ってません。
このまま何もしなければマッチングアプリ業界全体が縮小してしまう可能性は十分に高いですからね。
ただ本当にモテたい、彼女が欲しいと思うのであれば「広告」と「真実」の見極めは絶対に必要です。
ダイエット業界とか見てればわかると思いますが
「このサプリを飲むだけで痩せます!」
「好きなものをいくら食べても、みるみる体重が落ちる」
みたいな広告ばかりじゃないですか。
でもそれでダイエット成功してる人なんてほとんどいませんよね。
恋愛やダイエットに限らず世の中ありとあらゆる商品と、その広告で溢れてます。
マーケティング的にどうしても「夢」を見させないと売れない側面がありますから、そこを否定するつもりは毛頭ありません。
でもいつまで経っても「広告の夢」に惑わされてたら、現実は何も変わらないわけで。
なので賢く現実を見据えながら商品を利用しましょう、って話です。
オンラインデートの話とは少しズレますがw
オンラインデートは女性側から見ても思いの外ハードルが高い?
あとこれは僕の個人的な予想なので外れるかもしれませんが、オンラインデートって実は女性にとってもハードルが高いんじゃないか?ということです。
そう思ったのは、pairsでオンラインデートを希望してる子がどれだけいるか検証したのがきっかけでした。
登録3日以内の女性ユーザーから、出会うまでの希望を「まずはビデオデート」で、エリアを東京で検索したところ、人数は10人未満。
「マッチング後にます会いたい」「気が合えば会いたい」で検索したら300人以上がヒット。
リリースしたばかりなのを差し引いて考えても、ちょっと少ない気がするな。 https://t.co/jHOJzFa2J6
— プロ恋愛師 / ハラショー (@harashowtimes) May 2, 2020
わかりにくいかもしれませんが、最近pairsに登録した子を対象にオンラインデートを希望の欄にチェックしてる子がどれだけいるか、という検証です。
結果は上記のツイートどおりで。
つまりオンラインデートを望んでる女性がそこまでいないんじゃないか?というのが僕の仮説です。
というのも普通に考えて、オンラインデートってLINEでの通話よりもハードルが高いんですよ。
ただでさえマッチングアプリに慣れてない女性ユーザーが、さらにビデオデートという機能を使うことに抵抗を感じる子も少なくないでしょうし
本当に行うとしても、部屋を片付けたり、スマホなら固定するための三脚や、自分をよく映すためのライトなどの小道具が必要だったり。
意外とやることが多いんですよ、オンラインデートって。
気軽な気持ちでアプリを利用してる子だったら間違いなく利用しないと思いますw
ここまでするくらいなら普通にLINE交換して通話するほうが女性にとってもハードルが低いわけで。
イマイチよくわからないツールを利用するなら、使い慣れてるツールのほうが断然やり易いわけですからね。
自粛中でもマッチングアプリで会うことはできる
そもそもの話、何でオンラインデートの話がここまで出てるかと言えばコロナのせいで直接会うことができないから、代替案として提案されてるわけですよね。
オンラインで仲良くなって、自粛が開けたら実際にデートしましょう。
そんな流れを想定してるんだろうと思います。
でも別に自粛ムードの今でも普通に会うことはできるんですよ。
実際僕は今でも普通に居酒屋デートしてお持ち帰りもしてますw
もちろん通常時よりも打診が通りにくいのは事実ですし、会う際も感染リスクを配慮したうえで場所選びが必要になったりと、やりにくいのは事実です。
それでも会うのが不可能ってわけではないです。
いくら自粛期間中であっても男と女が存在する限り「恋愛」の需要はなくなりませんから。
簡単に言ってしまえば女の子の気持ちを
自分に対する期待値>>リスク
という構図になっていれば、意外と会うことはできるんですよ。
まぁ感染リスクを負ってまで会いたいかは人によって違うと思いますが、こういう選択もアリなんだよってことは知ってもらいたいですね。
練習として割り切って使うのもアリ
あとはもう割り切ってメッセージや会話の練習としてアプリを使うのも手です。
どう足掻いてもアポまで行ける確率は通常よりも下がるので、自分磨きのツールとしてマッチングアプリを利用する方法ですね。
もしそこで上手くいきそうならデートまで持っていってもいいわけですから、この辺の使い方が一番現実的なように思います。
もしオンラインデートするなら「Dine」が無難
最後にこれまで散々オンラインデートを酷評してきましたが、それでもどうしてもオンラインデートをしてみたいという人にオススメの方法があります。
それは「Dine」というマッチングアプリを利用することです。
Dineの詳しい機能や説明はこの際省きますが、簡単に言ってしまえばマッチング後すぐにデートができることをウリにしてるアプリです。
だけどコロナの影響で店デートがしにくくなった影響で、他のアプリ同様にオンラインデート機能を搭載したって感じです。
Dineだとオンラインデートの時間が最大2時間と設定できるようなので、実際のデートに限りなく近い環境で行えます。
もともとDineはアプリの特性上メシモクの女性が多くいるのですが、オンラインデートだとあらかじめメシモク女を排除できるというメリットもあります。
なのでアプリとの相性も結構マッチしてるかなーと個人的に思います。
散々酷評しといてなんですが、もしオンラインデートをしてみたいのであれば、Dineでまずやってみることを勧めます。
ということで今回はこれで。
また!